先日、熱中症になりにくくするためには【体の中の熱を上手に外に逃すこと】が大切。そしてその状態にしていくためには暑熱順化(体を暑さに慣らしていくこと)が必要ですとお伝えしました。
今回はその暑熱順化をしていくにあたってのポイントをお伝えしていきます‼️
まず、暑熱順化はおおよそ2週間程度必要と言われています。そのため暑い日が続き始めてからでは遅く、今の時期から行うことが大切です。
暑熱順化のポイントは【体温が上がってきた時に汗をかきやすくする】
暑熱環境下での日常生活や運動を行うと、通常時よりも体温が上がりやすくなります。これにより熱中症のリスクが上がっていきますが、暑熱順化が進むことで暑熱環境下での発汗量が増え、体温の上昇幅や心拍数の増加などの体への負荷を小さくすることが出来ます。
【体温が上がってきた時に汗をかきやすくする】ためには、今の時期から体温を上げ汗をかく習慣をつくり、その習慣に体を慣れさせていくことが大切です。
トレーニングやヨガで汗をかくのはもちろんOK!日常生活でのウォーキングやサイクリング、入浴などもおすすめです。
週4〜7回程度の頻度で、30分〜1時間程度汗をかく機会を設けましょう!(※水分と塩分の補給も忘れずに‼️)
また、暑熱順化ができても暑さから遠ざかる生活が数日続くと暑熱順化は失われてしまうので、『少し涼しい日が続いたな』『最近冷房の効いた場所ばかりにいたし、シャワーばかりで汗をかく機会なかったな』こんな場合もいきなり暑い環境で過ごすと熱中症のリスクは高まります。
今年は暑さの前に”暑熱順化”を意識して、熱中症対策していきましょう!